中小零細企業(介護業界)の求人広告制作に携わった事例において、 (応募者の)採用率が、「70%〜80%」や、 ごく稀にですが「100%」となった企業もありました。 かたや、私は関与していませんが(笑)、 ある企業では某大手求人媒体に出したところ、 上記の採用率が高かった企業と比較して、 5倍から10倍の応募数があったそうですが、なんと採用はゼロ。。 この企業経営者に詳細をお伺いしたところ、 「募集内容と大きくミスマッチした応募者が多数。企業として地域での評判や、 個人情報の関係もあり、お断り連絡や履歴書等の責任返却(廃棄)対応などの 手間、時間が膨大に掛かっただけだった」と。 この場合、求人媒体選びや広告掲載内容を見直す必要があるのはもちろんですが、 もっと大事な視点があります。それは地域での評判! 特に個人向けに展開している、サービス業・小売り、販売業などですが、 自社(店舗)の周辺エリアで『(たくさんの応募者を集めて)たくさんの不採用を出す』のは、 果たして良いことでしょうか? 応募者にも、家族や友達、知り合いなど、たくさんいるかもしれません。 ましてや、これだけインターネットが発達した社会では、 特に悪評が広がるスピードも早い上に、記録が残ってしまいます。ご注意を! 企業の人事採用担当者から「多くの応募者の中から選考したい」と、 言われたこともありますが、その「求人募集に対する考え方」が、 「自社の本業に悪影響を及ぼす」こともあるわけです!求人募集は慎重に!